やさしい学資保険

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学資保険の上限は1000万円まで

学資保険の上限は1000万円までという規定があります。
これはどういうことかというと、例えばアフラックで400万円、ソニー生命で600万円の学資保険というように複数社合わせても子供には学資保険は1000万円の満期額までしかもらえませんよということです。

どうしてこういう規定があるのかというと、高額の保険金を狙った子供の保険金殺人を防ぐためです。

実はヨーロッパの生命保険が代表的なのですが、子供に対する医療保険はなるべく上限を低くすることによって子どもが被害をこうむるような保険金殺人を未然に防ぐように対策をとっていました。
日本では昔はそのような対策が考えられておらず、ある程度高い金額を学資保険にかけることができていました。

学資保険の上限額が1000万円と決まったのはここ最近のことでした。
どちらかと言えばそういったモラル的な概念が日本では欠けていたのでしょう。

さて、この上限1000万円という金額は教育費には十分ではないのです。実は子供の教育費は大学卒業までで1000万円~2500万円程度もかかるからです。
この多額の教育費を補うためにどのような保険商品がおすすめなのでしょうか?
できるならば返戻率がなるべく高い保険商品を選びたいところです。現在の相場では111%程度あれば上位の返戻率です。

具体的な例を出すとアフラックの「夢みる子供の学資保険」が、22年満期で111%程の返戻率、 ソニー生命の学資保険では、18年満期で108%程の返戻率です。
アフラックがソニー生命よりも返戻率がいいのは、運用期間が長いからなんです。 ただし途中で解約をすると、当然返戻率は下がります。

一般的な家庭においては、学費増によって初めて家計がショートするのは、私立高校への進学が決まる時と考えられます。

満期まで待てば110%前後返戻率での運用が出来ると分かっていても、高校入学時の大きな負担で家計が行き詰ってしまって途中解約したら返戻率が極端に低下して、手元に戻ってくるお金も少なくなります。

返戻率が高い商品を選択する場合は、途中でお金に困らないように掛け金が負担にならないように設定しましょう。