やさしい学資保険

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学資保険につけるならどの特約か~特約を選ぶ際に重要なこと~


学資保険の特約として災害特約、傷害特約、育英年金特約、保険料払込特約と主な4つの特約がありますが、これらをすべて付加してしまうと毎月の保険料が高くなってしまいます。また、特約に支払う保険料はほとんど貯蓄されないので、貯蓄を目的として加入してにもかかわらず、特約のせいで貯蓄率が悪くなります。特約を付加する際は、どの特約を選んだらメリットがあるのかをしっかり見極めた上で、必要なものだけを付加することが非常に重要です。

特約を選ぶときの注意点

まず、4つの特約に共通して言える注意点として、特約をつけることで返戻率が悪くなるということです。もともと学資保険は子供の教育資金を貯蓄する目的で作られたものであるため、万一の保障よりも貯蓄を重視する仕組みになっています。そこに保険の役割を果たす特約を付加することで、貯蓄されない保障の部分に利用される保険料が増え、返戻率が悪くなってしまうのです。貯蓄に特化して学資保険を利用したいのであれば、特約を付加することはお勧めしません。また、特約の場合、民間の保険会社が提供するような保障内容の充実もあまり見込めません。学資保険は保障に特化しているわけではないため、特約の保障範囲も非常に狭いです。特約の役割や条件は、民間の保険会社が提供する保険商品とは異なるため、十分な保障を得ることは難しいです。もちろん、人によって経済状況や、現在加入している保険の内容も異なるため、それによっても付加するべき特約は変わってきます。その点に注意しながら自分に必要な特約を選びましょう。

お勧めの特約

4つ主な特約を紹介しましたが、その中でもお勧めなのが保険料払込免除特約です。4つそれぞれ特徴は異なりますが、ほぼ民間の保険会社が提供する保険商品でカバーすることができます。しかし、保険料払込免除特約は、保険商品ならではの特約であり、他の金融商品では利用できないものになっています。さらに、保険商品の中での主契約ではなく特約特有の機能であるので、すべての保険商品に付加する価値があります。学資保険に焦点を当ててみても、契約者にある親に万一があっても、保険料の払い込みが免除される点・契約時の保障内容が守られる点・安心して確実に子供の教育資金が準備できる点など、保険料払込免除特約は、付加すべきメリットがたくさんあります。そのため、医療保険を別のプランで加入することを考えている方も、保険料払込免除特約は入っておくと安心です。

目的によって必要性が分かれる特約

4つの特約にはそれぞれ特徴がありますが、それぞれ必要な用途が異なります。例えば、医療特約に関していえば、比較的安く民間の保険会社が提供する医療保険のような保障を子供に持たせることができますが、一方で、小児医療費無料制度のような地域医療が安定している地域では医療特約は必要なく、無駄な保険料を支払うばかりか、目的である貯蓄性も下げてしまいます。このように、人によって特約の必要性は異なりますので、自分で決めて特約付加の有無を検討することが重要です。自分では決められないという方は、無料の相談窓口や保険会社に相談してみるのもいいでしょう。