やさしい学資保険

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学資保険の特約 医療特約

学資保険の医療特約とは、子供の教育資金を準備すると同時にけがや病気で入院した時の保障も受けられるという、いわば医療保険のようなものです。学資保険に加入するための保険料にプラスすると子供が事故や病気で入院した時にかかる医療費のサポートもしてくれるので、わざわざ医療保険に加入する必要がなくなり、医療保障も兼ねて加入できるという内容になっています。しかし、医療特約にはメリットだけでなく、デメリットも存在しますので、それぞれしっかり理解をして必要性を確認することが重要です。

医療特約を付加するメリット

医療特約を付加するメリットとして、わざわざ医療保険に加入することなく医療保障を受けられるという点が挙げられます。子供は好奇心旺盛ですので、夢中になって遊んでいるうちに思わぬケガをする可能性があります。そのような場合に、医療費をカバーし、急な出費に備えられるのがこの医療特約です。さらに、医療特約は、子供が幼いころに加入すること、特約として付加することで一般的な医療保険と比較すると安い保険料で医療保障を持つことができるので、子供の医療保障を準備する手段として利用することができます。

医療特約を付加するデメリット

学資保険はもともと子供の教育資金の準備のために貯蓄する目的で作られた保険なので、利回りを高くすることを目的としています。しかし、医療特約を付けることで毎月支払う保険料は増えますが、将来受け取れる金額は特約を付加していないときとほぼ同じ金額になります。つまり、特約を付加するというは、同じ金額を貯蓄するのに多く保険料を支払う必要があり、実質の返戻率が下がってしまうのです。

さらに、子供の医療保障に関しては地域によって差はありますが、現在多くの地域で子供の医療費をカバーできる制度が充実してきており、中には子供の医療費を無償化している地域もあります。そのような地域で医療特約を付加すると利回りを悪くするだけではなく、無駄な保険料を払い続けることになります。

また、医療特約はあくまでと特約ですので、学資保険の満期が来たと同時に消滅します。そうなると、改めて医療保険に加入する必要があるので、年齢とともに保険料が高くなってしまいます。この点も医療特約を付加するかを検討するときに大事な要素となってきます。

以上のようなメリット・デメリットが存在しますので、特約を考える際には内容をしっかりと理解し、経済状況も加味したうえで検討しましょう。